砥部焼専門店/砥部焼の浜陶 Blog
2018/10/12 15:04
■砥部焼
四国愛媛の伝統的工芸品・砥部焼(とべやき)は、やや厚手で丈夫な生地が特徴で、白磁に藍のシンプルな染付と、飽きのこない研ぎ澄まされたデザインが印象的です。
砥部焼は、300年以上も前から暮らしの実用陶器として焼き始められ、安永4年(1775年)大洲藩主・加藤泰候はこの地方に埋蔵する磁器の原料を生かして、磁器の製法を研究するように命じ、安永6年、杉野丈助は苦心の末これに成功して今日の砥部焼をみるようになりました。現在砥部焼は、国の伝統的工芸品に指定され広く愛されています。
あたたかみと親しみやすさを感じさせ、また用と美を併せ持つその姿には、普段使いの器にこだわる職人達の伝統が受け継がれています。