砥部焼通販/松山・東京

砥部焼専門店/砥部焼の浜陶 Blog

2026/01/17 15:09


愛媛県の中央部に位置する松山市と砥部町は、歴史、文学、伝統工芸、そして豊かな自然が凝縮された、四国を代表する観光エリアです。


■まず松山市のシンボルである松山城は、賤ヶ岳の七本槍の一人、加藤嘉明が築いた名城です。日本に12箇所しか残っていない「現存12天守」の一つであり、最高級の評価を受ける平山城として知られています。天守からは松山平野や瀬戸内海の島々を360度見渡すことができ、日本最大規模を誇る「登り石垣」や、敵を欺く「隠門」など、難攻不落の仕掛けも見どころです。

城下町に広がるのは、夏目漱石の『坊っちゃん』や司馬遼太郎の『坂の上の雲』に彩られた文学の香りです。安藤忠雄氏が設計した坂の上の雲ミュージアムでは、明治という激動の時代を駆け抜けた秋山兄弟と正岡子規の足跡を辿ることができます。また近接する萬翠荘は、大正時代当時のまま残る純フランス風の洋館で、国の重要文化財に指定されています。

松山観光のハイライトといえば、3000年の歴史を持つ日本最古の温泉、道後温泉です。国の重要文化財である道後温泉本館は、保存修理工事を経て2024年に全館営業を再開しました。アルカリ性単純泉の「美人の湯」は肌に優しく、夏目漱石ゆかりの「坊っちゃんの間」や、皇室専用浴室「又新殿」の見学も可能です。また周辺では明治時代の蒸気機関車を復元した「坊っちゃん列車」が走り、ノスタルジックな雰囲気を楽しめます。


■松山市の南に隣接する砥部町は、「砥部焼」の産地として240年余りの歴史を刻んでいます。白磁に藍色の呉須で描かれた伝統の「唐草文様」が特徴の砥部焼は、丈夫で使い勝手の良い「実用美」として広く愛されています,。町内には約100軒の窯元が点在し、絵付けの体験で自分だけの器を作ることも可能です。

家族連れには、西日本屈指の規模を誇る愛媛県立とべ動物園や、広大な遊びの拠点えひめこどもの城がおすすめです。さらに南部の旧広田地区には、初夏にホタルが舞う仙波渓谷などの景勝地があり、四季折々の自然を満喫できます。

松山市内から砥部町へはバスで約40分とアクセスも良好で、歴史ある温泉と伝統の焼き物を巡る旅は、訪れる人の心に深い安らぎを与えてくれるでしょう。